Friends

真ん中。

 土曜日に、昔っからの、中には幼稚園からの友達もいるのですが、中学や高校の頃にバンドをやってたころの仲間たちと久しぶりに会って、内輪の忘年会をやりました。まだ独身の奴、こいつが結婚するとは今でも想像できない、と言う奴、可愛いお嫁さんと可愛い女の子がいたと思ったらバツイチになってた奴など、人生は色々だなぁと思いましたが、同時に、みんな、全然かわらねぇな、とも思いました。

 飲み会は幼稚園からの友達(独身)の家(一戸建て)で、ということであり、夕方には買い出しのため、我が家にも迎えの車が来ました。最初に酒を買い込み、次にスーパーに食材を買いに移動。本日は誠に寒いので鍋で行きましょうということで、ちゃんこ鍋パック×2、つゆストレート×2、白子、生牡蠣、キムチ、焼き鳥、昆布ぽん酢を購入。そして会場へ。

 自分が結婚してからと言うもの、友達の家に遊びに行く機会など全くと言って良いほどありませんでしたが、なんだか、昔のカンジが甦ってきました。なりゆきで私が鍋担当になったので、出来合いのダシに、ほんだしと胡椒を足して風味にインパクトを付けてみました。本当は隠し味噌も入れたかったのですが、無いって言うし…。さすが独身。そして牡蠣は3%(くらいじゃん?きっと。)の食塩水で洗ってあく抜きをし、白子は流水で軽く洗ってそれぞれ鍋に投入しました。

 鍋を火に掛けてから、久しぶりの再会と今年の慰労と来年の多幸を祈念して乾杯。最初はみんなビールでした。各自好きな銘柄を買ってきて、私はエビスの普通のと黒でハーフ&ハーフ。黒ビールって、特に缶の場合はちょっと鉄臭が強いカンジであまり飲めないのですが、ハーフ&ハーフにすると、普通に飲むよりもまろやかになって飲みやすくなるんですよね。

 どうなの?最近は。みたいな話をしていたらキッチンに蒸気機関車到着…のような噴煙が立ち上り、シュー!という勢いある音が聞こえてきました。急いで行ってみると鍋が噴いていたので慌てて火を消すのですが、土鍋は簡単に冷めず、コンロの受け皿がつゆ浸しに。鍋の中は、まだ生ものには火が通っていなかったので、極弱火にしてしばらく煮ました。できあがった鍋を宴会場のリビングに移動してカセットコンロに。早速、全員で味見をすると、これがまた真剣に美味い!この鍋のおかげで、私がこの集まりにおける、新総料理長に任命されました。(苦笑)

 そこから3時間くらい、まったりと話しつつ、ワイン、芋焼酎、日本酒(きっちり純米吟醸。)、時には火を吐きそうになるほど厳しい上海の酒をあおり、テレビのラーメン選手権を見、ギターをかき鳴らし、篠笛を吹き、インターネットで可愛い子を探しヾ(^^;)…と過ごしました。家主は真っ先に熟睡。私以外の3人は泊まるというので、私は午前2時頃帰りました。自宅までは約2kmの道のり。厳しい冷え込みでしたが、風が無くて助かりました。ときおり、満天の星空を見上げつつ、友達ってのは楽しいもんだなぁ、などと幸せな気持ちになりました。すでに車の通りはほとんど無く、昼間はお祭りの時しか歩けない道路の真ん中に立って、写真を撮ってみました。家には2時15分頃到着し、2時20分には就寝したのでした。

■真夜中の道路の真ん中。