クリスマスイブにやったこと。

◆障子張り。
 我が家には障子が全部で8枚あります。障子紙は強度3倍とか4倍とかのもので、アイロンで張るタイプを使っています。強度については確かに強いですし長持ちします。うちには中学生を筆頭に子供が3人いるので毎年何枚かアクシデントによる破れがありますが、大人だけの家だったら5年や10年保ってしまうかもしれません。
 さて今年は8枚の半分、4枚を張り替えました。アイロン張りの障子ははがす時もアイロンを当ててのりを溶かしながらはがしますので、屋外に持ち出して水を掛けて…という作業はせず、全て屋内で作業できますし、はがした障子が細切れになって飛び散ることもありません。しかし、アイロンを当てながら約90cm掛ける2Mの障子をはがすのはかなり骨の折れる作業になります。実際、はがすのと張るのとでは、はがす方が7割くらいの手間になります。張る時はロール状の障子を障子枠の上で広げ、まずは紙をぴんと張りながら四隅を借り止めして、あとは枠の上をアイロンでなぞるだけです。簡単簡単。
 というわけで今年は二日がかりで4枚を張り替えました。3枚目(二日目)からはコツを思い出して作業もスムーズ、仕上げもばっちりでしたが、初日は悪戦苦闘で、仕上がりにも差が出てしまいましたので、最後に霧吹きで水を掛けて誤魔化しておきました。

◆PSXのレンズ清掃
 PlayStation2機能内蔵HDD/DVDレコーダーこと、ソニーのPSXを使っていますが、HDDに録画した番組をDVDにコピーすると高確率で失敗してしまう症状が出ていました。ソニーに問い合わせてみると、まず、使用しているメディアは録画対応か?(データ用は保証外)、リセット操作を試してください、という答えが返ってきましたので、お話しにならないヽ(´ー`)ノということで、ネットで見つけたhref="http://www.tactics.doskoi.net/psxform/form.html"PSXヘッドクリーニング図解マニュアルに従ってレンズの清掃をすることにしました。
 最初の難解は本体裏のねじをカバーしているキャップに貼られたシールカット。シールには「このシールをPSX本体からはがすと、有償無償に係わらず一切修理を受け付けません」のような意味の非道なメッセージが書かれていました。そんなことが通るわけないじゃん!と思いつつ、結果的に修理してもらえなくなっても仕方ないと決断するのにコーヒー一杯を飲みきってしまいました。でも決断後は早かった。そして思い切った。外れそうで外れないパーツへの力の入れよう、フレキへの気配りは、その昔のモバイルPC分解経験が活かされ問題ありませんでした。レンズはマニュアルにはアルコールで、とありましたが、今回は汎用的な液体ホームクリーナーを綿棒に塗って磨きました。
 レンズ清掃&組み立て後、PSXを配線し直して起動。普通に動くことを確認してからHDD→DVDコピーをしてみました。最初はDVD-RWにビデオモードでダビングし、次にDVD-Rへもダビングしてみましたが、どちらも正常終了しました。ということは不良の原因はレンズの汚れだったということであり、メディアの相性云々じゃなかったということであって、ソニーももう少し現実的なサポートをして欲しいし、汚れると分かっている箇所のメンテナンスはユーザ側でしやすいようにして欲しいなとも思いました。
 いずれにしても我が家のPSXは正常に戻ったので、これからたまりに貯まった保存番組をDVD-Rにバシバシ移していきたいと思います。