三種の神器。

 「PIM」なんて中途半端なカテゴリを作ってしまいました。

 PIMとはPersonal Infomation Manager = 個人情報管理ということになると思いますが、違っていてもまぁ良いと思います。ヾ(^^;) 意味としては主に「ToDo(Task)/やるべきこと」「Schedule/予定」「Address/住所録」を管理する方法となります。多分。


 今はToDoをメモとケータイ、Scheduleをケータイ(一部Outlook)、Addressをケータイ(年賀状宛先は筆まめ)で管理、運用しています。このほかに毎月の支払い管理をOutlookの仕事で行っています。


 考え方はつぎのとおり。


 ToDoとScheduleは(ほぼ)常に携行しているものでなければ確認や登録ができない、ということでケータイに。ToDoの詳細はメモ帳(モレスキン)に書くスタイルにしています。支払い管理は月々やボーナス時の定例支払いが多いことから、繰り返し機能のあるOutlookの仕事を使っています。おかげでそれ以前と比べて残高不足で引き落とせないということが激減しました。全くなくならないのはご愛敬です。


 Addressは日常必要になる情報が電話番号とメールアドレスだけなのでケータイを使っています。Outlookと同期することも可能ですが、Outlookの住所録には顧客情報を登録してあり、要素は宛先、電話番号、FAX番号であることから、第一に顧客情報の無用な持ち出しをしないこと、第二にケータイと同期するには向かない情報要素であること、という理由で同期していません。


 このスタイルはケータイを今のau W44Sにして固定化していますが、ほぼ問題無く運用できています。またケータイのPIMデータはPDAやPCに比べて不意に消えてしまうことがない安心感も大きいです。ケータイそのものを無くしてしまわない限りは。


 そんな中、今考えていることは、紙の手帳やメモとケータイとPDAとPCのさらなる活用です。活用そのものを楽しみたいという要素もありますが、実用的なスタイルを模索しているといったところです。というのもここ最近、PDAなどの電子機器による管理では、バッテリーの保ちを心配したり、肝心な時に不具合発生で用事を足せなかったりという部分で実用にならず、信頼できるのは伝統と実績の(?)紙&手書きなのではないか、という考えが強くなってきたのですが、では紙で管理かと、そちらを突き詰めていくと、紙の手帳には年(度)繰り越しや過去データのストックと検索に手間が掛かることが大きな課題として見えてきました。


 電子データ/機器と紙媒体の良いとこ取りはできないものか?


 ヒントは西村晃さんの書籍にもある手帳やポストイットの活用方法にありました。


 私の場合、基本的な考え方や使い方はほとんど西村さんの真似で理想に近くなります。変えていこうと思うのは、西村さんが鉛筆で記入した予定が完了した時にボールペンで書き直す、とされている部分を、実績は電子データとして入力する、にすることです。
 つまり予定や計画や目標は手帳やポストイットに手書きし、終わったら手帳にはレ点チェックを入れるか「完了」と記入するなどし、あるいはポストイットははがして、同時に同じ内容をPDAに入力します。こうすれば作業予定あるいは作業中の用件は手帳(とそれに貼ったポストイット)に、済んだ用件はPDAやPCに保存されることになるので、ふだんは紙の手帳だけを持ち歩けば大抵の用事は足りることになりますし、過去の情報を探す時はPDAを引っ張り出して検索すれば良くなります。


 実際に運用してみれば予定や作業中のことを電子化したい場面も出てくるでしょうけど、まずは思いついた管理方法を試してみたいと思います。
 計画段階で紙とペンを使うというのは、何かかっこ良い気もしますしね。(^^;)


 さて具体的に使う道具はどうなるかというと、手帳兼ポストイット台紙は「ほぼ日手帳2008」です。2006年から買っていますがいつも「日々の言葉」を読むだけだったので今年は手帳として成就させてあげたいと思います。


 実績を入力するPDAWindows Mobile 6を搭載したEM・ONEです。初代EM・ONEをアップグレードした者ですが、WM5に比べてWM6は速いというより使っていて遅くならない部分で信頼が置けています。実績入力のアプリをどうするか思案中ですが、PhatNotes 4とIdeaTreeの併用になるかと思います。


 ケータイにもToDoやScheduleは入力します。機種はさっきも書いたとおりW44Sです。今まで使った中では最もPIMを扱いやすくなっています。


 ということで「ほぼ日手帳2008」「EM・ONE」「W44S」がPIM管理の三種の神器となれるのかどうか、全てはこの私に掛かっていると言っても過言ではないでしょう。<(`^´)>エッヘン。ヾ(^^;)


 乞うご期待です。