夢の実現なんだけど…。

 以前にも同じ事を書いたと思いますが。

 昨日、家電量販店にHi8のクリーニングテープと名刺サイズの光沢紙を買いに行った際、いわゆるミニノートコーナーを見て回りました。

 小さくてデザインもキータッチも悪くないノートPCが数万円で大量に陳列されている様は、ThinkPad 220やLibretto 20、VAIO C1の登場に狂喜乱舞し、それらの後継機の夢を描いていた頃に立ち返れば、まさに夢の実現です。

 だけど今、それなりの性能を持ちながら格安のミニノートPCを前にしても全く欲しいという気持ちが沸き上がりません。

 少し前…といってももう十年以上前になりますが、用もないのに秋葉原に行ってはT-ZONEのアウトレット商品などで格安のThinkPadなどを見つけると、後先考えずに購入していた時代がありました。

 考えてみると、当時はラジコンを改造するようなそんな楽しみを求めていたのかも知れません。

 物理的な改造もそうですし、config.sysやautoexec.batの最適化なども改造する楽しさでした。

 またOSをPC-DOSにするとか、ネットワーク環境でもコンベンショナルメモリを稼ぐために英語版Windows 3.11 for Workgroupsを日本語化して使ったりするのも広い意味で改造でした。

 まぁ、総合的に見て今時のPCは、改造で楽しむにはバランスが崩れてしまったのかもしれませんし、あるいは単に自分の興味が無くなっただけなのかもしれません。

 いずれにしても自分にとってPCは、きちんと使えることが第一義の実用品になっています。