遅ればせながらエクストリーム。

 VAIO 505Xの登場直後には、さほど反応しなかった私の頭が、今頃になってざわめき出しました。最初にピンと来なかったのは、メモリやディスクの容量と、それらの拡張手段が無いこと、そして価格によります。しかし、つい先ほどから、これこそが求め続けてきた理想のノートPCなのではないか、と思い始めています。

 思い起こせば、IBM ThinkPad 220を使っていた時に抱いていた夢を全て実現しており、しかもスポイルされた機能も無い。つまり、少なくても表面上はWindows XP Professionalがストレス無く動く性能を持ちながら、1kgアンダーを実現していることが夢の全てと言うことです。VAIO U101の標準重量(約880g)よりも軽いわけで、しかも、フルキーボードに大画面を備えているとなれば、それは魅力的です。

 でも、505Xの意義や魅力が理解できない人も多いことでしょう。1台目のパソコンにA4サイズの重量級PCを購入されるような人は、あの値段で505Xを買うなんて考えられないと思います。もちろん、そういう嗜好はあって良いと思いますけどネ。

 それにしても、いまどき20GBのHDDに512MBで打ち止めのメモリで30万円のパソコンなんて、出すほうも買うほうも勇気がいりますね。個人的には505Xがバカ売れして、このカテゴリーが盛り上がってくれると嬉しいです。

 付け加えれば、600gくらいのVAIO Uとか、CFスロット搭載のCLIE UXとか出てくれると嬉しいとも思っています。