sigmarion IIIのフォント。

 これで決まりにしていきたいと思います。本当は本意でない部分もあり納得し切れませんが、当面はこれで行きます。

 やったことは、Windows XPから、msgothic.ttcsigmarion IIIの\Windowsフォルダにコピーすることです。msgothic.ttcは8MB以上もある巨大ファイルなので、本当は必要なフォントだけ抜き出せれば良いのですが、今のActiveSyncでは簡単にできません。余談になりますが、当初のWindows CE Serviceでは、Windowsの任意のフォントの任意のサイズだけを指定してCEデバイスにコピーすることができていたので、それができなくなったことは残念に思います。

 で、何のためにやったかというと、第一にInternet Explorerの文字表示品質向上のためです。sigmarion IIIに標準で入っているフォントはサイズが少ないため、実サイズが存在しない場合は擬似的に拡大、縮小するのですが、そのために文字表示が汚くなってしまうのです。これを回避するために、ClearTypeを設定する方法もあるのですが、こちらはシステム全体でしか有効/無効を指定できないために、設定するとsigmarion III全体が遅くなってしまう弊害があります。フォントファイルをコピーするとそのぶんメモリが圧迫されますが、その他のトレードオフを考慮すると、今のところはベターかと思います。

 本当はOfficeドキュメントで多用している丸ゴシック体もコピーしたいのですが、フォントファイルだけで十数MBも占有するのはどんなものかということで、今は我慢しています。