UX50でできたこととわかったこと。

 朝一でUX50のサポートページを漁り、システムとメモリースティック無線LAN関係のアップデートをしました。…の前にケーブル接続でのHotSync設定をしました。ケーブルはsigmarion IIIで使えるものがそのまま使えるんですね。TH55など用のHotSyncケーブルが使えないのは不便ですが、既に所有しているケーブルを流用できる事は経済的に助かります。

 そういえば忘れていましたが、複数台のPalmバイスを1台のPCと同期させるのって、少し注意が必要でした。それは「HotSyncで使うユーザー名を変える事」です。このことにより、ユーザー名がキーとなっているシェアウェアを使う時は不便なんですよね。幸い、PalmOS5用シェアウェアでユーザー名がキーになるものは使っていないので現実的には問題ありませんけど。今回はとりあえず、TH55で使っているユーザー名の末尾に「 UX50」と付けてみました。

 その後、IntelliSyncの同期設定をしてからとりあえずHotSyncを実行。もちろん、事前にOutlook 2003の個人フォルダはバックアップ済みです。同期の結果、キャンプで作成したメモ帳のデータを含めて、PCとUX50が正常に同期されました。そしてDocument To Go 6(DTG6)をインストールして、とりあえず使いたいOfficeドキュメントを同期指定。さらにHotSyncを実行してからUX50でOfficeドキュメントを確認してきました。DTG6はUX50の横向きワイド画面対応済みなのでPC的感覚でドキュメントを閲覧する事ができています。

 それから今度は、無線LAN接続でのHotSync設定をしました。CLIE的にはLanSyncというようですが、モデム接続の設定をネットワークにして…など、どうも感覚的には違和感のある位置付けの機能です。もっと分かり易く、HotSyncの接続方法のひとつとしてLANあるいは無線LANが選べれば済む事だと思うんですけどね。そんなわけで、説明書を読まずに設定する人ヾ(^^;)にとってはわかりにくい無線LANによるHotSyncですが、インターネットを検索してどうにか使えるようになりました。ちなみに参考にさせて頂いたのはPocket Gamesさんのこのコンテンツです。

 というわけで、無線LANによるHotSyncができるようになるところまで進みました。このあとは、UX50で使えそうなアプリを探しますが、とりあえずOfficeドキュメントを扱える基本的な環境は整いましたので、これからUX50には思いっきり活躍してもらおうと思います。

◆その他

 UX50のキーボードって、両手でホールドした状態での親指入力に最適化されているようですね。逆にデスクに置いた状態で入力しようとすると結構な力を入れないと入力できません。それはそれで、なるほどネと納得してしまいました。

 MSバックアップを導入してバックアップを実行しました。メモリースティックへのバックアップには他にBackupBaddy VFSも使えるので、どちらが便利なのか比較してみたいと思います。