UX50の(今んところの)バッテリー事情。

 UX50は拡張バッテリーを付けて使っています。本体の厚みが1.7倍くらい厚くなりますから、ワイシャツなどの胸ポケットに入れて歩く気にはなりませんね。そこで私はUX50をオーディオテクニカのMD用ポーチに入れて持ち歩いています。ちなみにこのポーチ、既に絶版です。(^^;)

 ちょっとバッテリー事情とは離れますが、拡張バッテリーを付ける事で、両手持ちする時のホールド感が向上するんです。もっとも、手の大きさや指の長さや感覚にも寄りますから「私の場合」ですが。そのおかげで親指入力が快適になっています。UX発売当初に何度か店頭で触った時にしっくりこなかったのは、本体が薄すぎたために私の感覚に合わなかったのだと、今になってわかりました。そういえば200LXもこれくらいの厚みがあったなぁ…。

 さてバッテリー事情に話を戻しましょう。
 拡張バッテリーはバッテリー駆動時間を延ばすことが本来の目的です。実際に3日間程度使った感じでもバッテリーの消耗を気にする事はありませんでした。また、内蔵バッテリーから見た拡張バッテリーはACアダプタと同じ「外部電源」なので、外部バッテリーが消耗しきってから内蔵バッテリーが使われるようになります。この仕組みのおかげで、拡張バッテリー単体で充電できることと、UX50の使用中でも(ACアダプタを抜く、あるいはクレードルからはずすのと同じ感覚で)安全に脱着できるというメリットがあります。私の使い方ではホールド感の向上も合わせて、拡張バッテリーは必須アイテムです。

 次にバッテリーのチャージについて。
 UX50最大の欠点が「クレードルに載せないとチャージできないこと」です。ですから、逆に拡張バッテリーを、内蔵バッテリーのチャージャーとして持ち歩かないと不安になるとも言えます。せめて、Zaurus SL-C860のようにUSB端子で充電できれば良かったのですがそれもできません。Pocket Gamesさんの「リチャージケースUX」+ポケットシンクUX+PowerAdaptorを使えばクレードルが無くても充電できるようですが、拡張バッテリーには給電できませんから、長期出張や旅行の際にはACアダプタ+クレードルも連れて行かなければならないでしょうね。とりあえず、ケータイ電話の感覚で、数日に一度クレードルに載せて一晩チャージすれば済みそうなので、個人的には大した問題では無い事にしておきます。