VZ90騒動に思った。

 ネット上では批判にさらされ、SonyStyleではあっという間に(一時的に)売り切れ。これが新しいCLIE VZ90に関する客観的な事実です。ここから想像できることは、まず、SONYもそんなに売れるものじゃないと考え、初期生産数を少なく見誤ったために即売り切れになってしまった。または、ネット上でVZ90を批判した人達とその支持者の考えと、世間一般のニーズにズレがあり、VZ90は的確に広いニーズの的を射た。という二つの考え方です。まぁ、実際のところはわかりませんが、どうも、私には後者に近い状況のように思えます。つまり、CLIEとかPalmとかPDAとしてではなく、あのディスプレイを搭載したメモリースティック対応ビューワというだけでニーズがあるのかもしれないということです。道具の魅力って案外そんなモノだし。

 自分もその昔は、SONYのチューナーも付いていないし内蔵スピーカーも無いトリニトロンモニターが欲しくて欲しくて仕方がなったことがありました。そのモニターは25インチで25万円近くしたと思います。そんな価値観を持っている人って結構多くて、そういう人達は目的のものに対しては思い切った投資をするものですからね。

 以上、全て難の根拠もない想像でした。