Windows Update エラー解消!

 ここ数ヶ月、会社のPCにおいて「Windows Update サイトで利用可能な更新を検索すると 0x80248011 エラーが表示される」という現象に悩まされていました。情報としてはマイクロソフトのサポートページに掲載されており、解決手順も紹介されているのですが、その手順を踏んでも全く解消されずにいました。さらに関連する技術情報を調べて色々試したもののそれでも解決には至りませんでした。

 しかし、先ほど突然ひらめいて、マイクロソフトの技術情報に固執しすぎていたことに気付き、Googleを使ってふつーに検索してみたところ、解決の糸口となる情報を見つけました。結局、マイクロソフトの技術情報も絡めて、以下の手順で解決したので覚え書きとしておきます。

1.Internet Explorerを終了する
 もしieを起動していたら終了します。(普通に終了すれば良いです。)

2.Automatic Update サービスの停止
 サービスを表示するにはいくつかの方法がありますが、私は「マイ コンピュータ」
アイコンを右クリック→[管理]を選択、で「コンピュータの管理」を開いています。
そして「サービスとアプリケーション」→「サービス」とフォルダを開きます。
 サービスの一覧が表示されたら「Automatic Update」を見つけて右クリックし、
[停止]を選択します。しばらく(数秒程度)するとサービスが停止されます。

3.ログファイルの削除
 Explorerなどで、Windowsフォルダ内のDataStoreフォルダを開きます。通常は
「C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\DataStore」です。その中のファイルおよびフォ
ルダ(私の場合はlogというフォルダだけがありました。)を全て削除します。

4.Automatic Update サービスの再開
 上記2.と同じ手順でAutomatic Update サービスを表示させて、今度は[再開」を
選択します。

5.wuapi.dllをレジストリに登録し直す
 上記4.間での手順でWindows Updateを試したところ、今度は「「最新バージョンの
 Windows Update ソフトウェアを確認しています」のまま停止する」のトラブルが発生
したため、マイクロソフトの技術情報に従ってwuapi.dllをレジストリに登録しました。
具体的には、[スタート]→[ファイル名を指定して実行]を選択して「名前」に
「regsvr32 wuapi.dll」と入力して[OK]を押します。「wuapi.dll の DllRegisterServer
 は成功しました。」と表示されたら、[OK]をクリックします。

これでWindows Updateが正しく動作するようになりました。やれやれ。


 ちなみに自宅のデスクトップPCでは、Windows Updateサイトだけ文字化けするという現象が起きていて、こちらも解決情報は見つけたので、帰宅したら試してみようと思います。今回感じたのは灯台下暗しというか、込み入った不具合だったので、解決情報はマイクロソフトにあると思いこみ、普段はよく使っているGoogleなどを全く使わなかったことです。普通に検索していれば、もっと早く解決できていたかもしれないと思うと、まだまだインターネットの使い方が下手だなぁと思いました。