ディスク、くら〜っしゅ!

 昨日、仕事用のデスクトップマシンでイベントビューワにディスクのエラーが出たので、帰宅時にchkdskを実行しておきました。そして今朝来たらまだ完了しておらず。これはおかしいと思いましたが程なく完了してOSも起動したのでやれやれと思ったのですが、再度イベントビューワを見ているとまだディスクエラーは完治していない様子でした。これから打合せだしもう一回chkdskを実行しておこうとスケジューリングして再起動したら…。もはやOSは二度と立ち上がりませんでした。

 Windows XP ProfessionalのCDから起動してリカバリを試みるも、ファイルシステムが「不明」と表示されるし、回復コンソールを使って「dir」と入力すると、エラーが返ってきました。何度も何度も再起動したり、BIOSを初期化してみたりもしましたがダメ。結局Cドライブをフォーマットする形でOSをインストールすることにしました。何が面倒って、今時のアプリとか開発環境って、インストールにえらく時間が掛かることです。加えてそれぞれのアプリを手に馴染むようにカスタマイズしなくちゃいけないことを考えるとめまいがします…っていうか、目が回りながらコレを書いています。

 まもなくOSのインストールは終わりますが、さて、これからもこの手のトラブルは発生しないとも限らないし、むしろ発生することに備えた方が懸命ですので、この際色々な対策を講じようと思います。まず、データファイルについては過去に何度も痛い目に遭っていますから、今回も全く無傷の状態で復元可能な形にあります。これはオッケー。問題はOSを含めた環境そのもの。ひとつはすべてをバーチャルマシン化すること。ホストは必要最低限のシンプルな環境にしておき、日常環境はVM上に構築する。こうすればバックアップもファイル一つ(数GB以上だけど)で済むので、夜間にバックアップを実行すれば手間いらずで簡単です。難点はVMのネットワークが10baseであること、そしてホストOSを直接操作するよりは若干引っ掛かるような動作になることです。もうひとつはホストOS環境をまるごとバックアップする方法。知る人ぞ知る「やきそばふたつ君」に聞いたところ、彼は自宅のPCをTlueImageというツールを使って日々バックアップしているそうです。このツールはOS(というかディスクイメージ)をまるごとバックアップして、あとは日々の差分だけバックアップしてくれるそうです。スケジューリングにより自動運転も可能ということだし、バックアップ先はローカルドライブでも、ネットワークドライブでも良いそうです。PCが復活したら調べようと思います。

 ということで今、Windowsのデスクトップが表示されました。これから基本的な設定をしていこうと思います。