選択基準の一つ。

 CLIEが無くなり、日本語版Palmバイスは入手不可能になります。そうするとどうしてもPalmバイスを買いたいなら、外国語版を買うしかなくなります。

 外国語版のデバイスも、最近では日本語でのやりとりにより買えるショップがあるし、日本語化のプロセスもある程度確立されているので、以前ほどの敷居の高さはありません。また価格的にも日本語版の数倍ということも無くなっていますから、入手して使うまでは日本語版と大きな違いは無いとも言えます。

 しかし日本語版ともっとも異なるのは修理を含めたサポートです。売買に関してはショップが責任をもって対応してくれますし、初期不良もその対象だと思いますが、それ以降の質疑応答や修理についてはショップが代行してくれるサービスがあれば別ですが、私が知る限り無いので、少なくても私は安心して使い続けることができません。車だと外車でも知り合いの工場で見てもらったりできますが、PDAやPCのようなデバイスはそうはいきませんしね。もちろん、そういうデメリットを理解して入手し、自力でサポートも受けられる人は全く問題ないのでしょうけど、私の基準では国内に正規代理店の無いデバイスを、しかも実務的な用途のために購入することはできません。

 仮に、数年のズレがあることは別にして、PalmOneSONYCLIE終了を知っていたら、TungstenTreoの日本語版とかが登場していたのかなぁ…?

 …などということを書きつつ、PalmOneのサイトを調べてみたら、日本国内向けのサポートサービスがあるようなことが書かれていましたので、現在メールで問い合わせ中です。もし私が想像しているようなサポートが受けられるなら、安心してTungsten CやらTreo 650などを買えますね。