感情…というのなら。

 郵政民営化の政府案に対して、自民党参議委員の青木さんが言いました。「政策的には良いが感情的な問題の解決を望む。」と。

 小泉さん率いる政府が強硬路線に進むのは、自民党反小泉勢力が原因でしょう。この人たちは小泉さんの言うことなす事に反対しているけども、対抗策というか「より良い意見や提案」というのはあまり聞こえてきません。私は郵貯派ではありませんが、郵貯派の女房の話を聞いたり、ハガキの配達事情とかを見聞きすると、今の郵便サービスがことさら悪いとは思いませんから、民営化反対を唱えるのであれば、如何に今のサービスをコストを抑えつつ国が主導して行くか、という具体案を出せば良いのに、と思うのです。

 どういう会議や討論でも、出された意見への批評は簡単です。それを超える案を出してこそ「反対」の意味や価値があると思います。日本を代表する人たちが、言い方ややり方が気に入らないとか言っているレベルでは困るのですよ。

*** 追伸 ***

 今日はなんだか、こういうことに突っ込まずにはいられないカンジです。