野球ゲーム。

 ゲームといえば野球ゲームです。そりゃあ、マリオもゼルダドラクエも大好きだし全シリーズクリア…あっ、ドラクエはまだ制覇していないか…。まぁ、そんな感じですけど、やっぱりゲームといえば野球ゲームが一番好きですねぇ。野球ゲームに最初にはまったのはファミコンの「ベースボール」でした。一応セリーグっぽい球団マークでしたが、選手名も無いし、選手の能力差もないし、オーダーも試合ごとにランダムだし、止めたバットで大ホームランだし、外付けコントローラを駆使すると超魔球が投げられるし…と、およそ今時の野球ゲームとはリアリティの面で比較にならないものでした。でも、スコア専用ノートを用意してジャイアンツのオーダーを記入し、全130試合(当時)の成績を記録して楽しみましたよ。当時の4番は原。たまには左打席だったけど、やっぱり原の時にはホームラン狙うし、篠塚の時は三遊間を狙って流す。楽しかったなぁ…。

 そして満を持して登場したのがナムコファミリースタジアムです。まだ正式な球団名ではありませんでしたが、はじめて選手個々の能力差が表現され、より感情移入しやすくなりました。このファミスタを起点にその後多くの野球ゲームがリリースされ、今ではシーズンごとの最新データを網羅したシミュレーション的なゲームが主流になっています。まぁ私の趣味から言えば、最も新しくて私好みの野球ゲームは、コナミ実況パワフルプロ野球です。何と言ってもジャストミートした「感触」が良い。スカーン!と抜けるような感触がたまりません。

 このパワプロシリーズは各ゲーム機用にリリースされていますが、Nintendo 64版とゲームキューブ版が最も完成度が高いです。逆にPlayStation版は長らく良い出来ではありませんでした。何がといえば「感触」です。同じゲームですがプラットフォームが違えばハードの性能やコーティング(プログラム)も違うわけで、そのようなところから仕上がり具合も変わるのだと思います。プラットフォームを出来の良い順に並べてみると、ゲームキューブNintendo 64スーパーファミコン、サターン、PS2PlayStationゲームボーイアドバンスという感じです。

 そしてこのパワプロの血を引き継いでいそうなゲームが出ました。それがプロ野球スピリッツ2です。リアルタイプの野球ゲームは今までいくつか出ていますが、どうしても動作がワンパターンになってしまい、数日遊ぶと飽きてしまいました。本当は今でも3頭身キャラのほうが想像力がかき立てられて逆に感情移入できると思っています。しかし、昨シーズンのオフには野球界に色々あって、今シーズンは改革の年と言われ、ゲームもそれを前面に出しているし、こういう話を読むと野球ファンとしては絡まなきゃということで、久しぶりに買って遊ぼうと思いました…ら、もう一本出てるじゃないですか。しかもファミスタナムコから。ベースボールライブ2005がそれです。

 ベースボールライブ2005の前身は熱チュー! プロ野球というのですが、単純な話、フジテレビの野球中継番組のタイトルが変わったので、ゲーム名も変わったのです。このシリーズの初版を買いましたが、三宅アナウンサーが…。三宅アナウンサーはその昔のF1ゲームでも…。ということでゲームののりもイマイチだったし、その後は敬遠してきました。しかし、ナムコ開発陣のこの気合いに、もう一度乗ってみようかと思っています。騙されるかもしれないけど。

 ということでゴールデンウィークは野球ゲーム三昧…とはいかないけど、暇を見つけて遊びたいと思っています。近頃、強烈に野球に目覚めだした次男と対戦するのも面白いかも。

プロ野球スピリッツ2

プロ野球スピリッツ2

ベースボールライブ2005

ベースボールライブ2005