プロ野球スピリッツ2

Hobby

　買ってから三日ほど遊んでみましたが、誤解を恐れずに率直な感想を言うと「リアリティを追求しすぎて疲れる。」気がします。選手の動き、球場の広さ、ボールの動き、投打の感触などはほぼイメージ通りの「リアルさ」なのですが、ゲームとしての爽快感がほとんど感じられず１ゲーム終了するとグッタリしてしまいます。シミュレートの要素で言えば戦略的な要素がてんこ盛りで例えば試合前後の監督としての各種判断や、試合中のキャッチャーからの守備位置指定、ストライクボールの見極めなど、細部にいたってリアルなため、野球をした後の疲れもリアルになってしまうのです。そして随所のアクセス待ち時間もテンポを鈍らせる大きな要因ですね。光メディアを使う上では仕方ないと言えますが、そんなのはプレーヤーには関係のない事情ですからね。これだったら、Nintendo 64のパワフルプロ野球や、ファミコンのファミリースタジアムのほうが楽しく遊べます。

　とはいえ、最初に書いたようにゲーム中のバランスは非常に優れているので、努力は認めるけど結果的に似ていない選手の顔や動作、意味のない実況などはスポイルしちゃって良いので、スピーディーに遊べる野球ゲームを作って欲しいと思います。っていうか、ナムコとコナミに本気で企画書を送ろうと思います。

　それから、プロ野球スピリッツ2のホームラン競争は楽しいです。キヨハラで福岡Yahoo!スタジアムで全球本塁打を達成しました！　でも選手や球場を変更するのにアクセス待ちがあるのはストレスになります。

　まだナムコのベースボールライブ2005は買っていないんだけど、どうしよう？