jornada 720とW-ZERO3。

 ↑のエントリに関連しますが、jornada 720にはPWZとATOKが必須です。720のキーボード入力のし易さに相応のエディタと日本語入力環境が標準では整っていないからです。いっぽうW-ZERO3は長文入力に向いていないので高機能エディタは不要だし、日本語入力環境は以前のものより数段実用的なのでATOKも不要です。結果、sigmarion IIIの時まではATOK至上主義だったのですが、W-ZERO3ではそれを感じません。

 W-ZERO3は通信インフラや提供されるWebブラウザにも恵まれているので、トータル的にはCEデバイス最強のインターネット端末といえます。ですから、無理に720で通信する必要もなくなり、720は文章やメモの入力に専念させることができ、結果として安定しますしバッテリー駆動時間も長くなっています。720は机上で使うことが多いのでノートPCがあれば不要とも思えますが、あの小さな画面で書いた方が集中できるという効果もあります。

 そんな感じの最近ですが、そのあおりを食ってほとんど未使用なのが、ついこの間まで寵愛していたCLIE UX50とTelios HC-AJ3です。前者は完全にW-ZERO3とバッティングしますし、後者は画面が広いのはよいのですがWebブラウザが貧弱だし、ある程度の長さの文字を入力すると激遅になるのが困りもので用途に困っています。