メモの話。

 会議中のメモについて、出席者全員がPC持参のようなケースを除くと、ケータイやPDAでメモを取ることは、当然相手にも寄るのですが、多くの場合、怪訝そうな視線を感じるか、そう思う人がいるのではないかという想像が働きます。

 まぁ物珍しさもあるでしょうけど、会議に集中していないと取られて誤解されるケースもあると思います。

 話はそれますが、会議中に掛かってきた電話に当たり前のように出たり、出なくてもすぐに着信を確認する人がいますが、あれはマナー違反ですね。

 会議が終わってから着信を確認して折り返し電話をするのが正しいと私は思います。

 話をメモに戻しますが、そのようなケータイマナー違反が横行していることも手伝って、機械でメモを取ることに拒否反応を示す人(相手)は少なくありません。

 個人的には、会議をしながらメモを取ることはマルチタスク作業で、頭は「会話」「理解」「要点まとめ」「筆記」というタスクが働いています。

 この時に「筆記」がペンで紙に書き込むか、キーボードで機械に打ち込むか、になるわけですが、私の能力では後者は無理です。

 何度か機械に打ち込んだことがありますが、分が支離滅裂、誤字脱字多数、という感じになります。
 最初から機械に打ち込めば、後の整理、聖書が楽だと考えがちですが、一概にそうとも言えません。

 それに比べてペンでの筆記は誤字に斜線を引いたりするので出来上がりは汚いですが、記憶とほとんど一致するのでその後に機械に打ち込みながら整理することができます。
 そしてその作業の中で、要確認点なども見えやすくなり、結果として漏れのない議事録を作れます。

 ということで多少強引ですが結論。

 少なくても個人的には、会議中は手書きで紙にメモ。会議終了後、記憶が鮮明なうちに機械に打ち込みながら要点整理、確認事項ピックアップ、という手順を取っています。