予想以上に良いモノ。

　夕べiPod Touchが届きまして、仕事の疲れで多少もうろうとしながらも操り人形のごとく、まずはiTunesのミュージックライブラリを突っ込んで、iPod Touchの音質を確認しました。

　良い。

　今まで使っていたiPod miniも悪くない音でしたし、使っているインナーフォンが特別高価で高音質でもないので、今聴いているiPod Touchの音がベストでもないであろうと思うのでminiとの差は感じませんが、良いには違いありません。

　懸案だった画面タッチ操作も何のことはなくすぐに慣れ、こと音楽再生に関しては何の問題もありませんでした。

　iPod Touchにして嬉しいのは「ギャップレス再生」に対応していること。

　初代iPod miniは未対応なので、ライブアルバムを聴くと曲間に「間」ができてしまうのですが、iPod Touchを含めて最近のiPodでは、曲間をスムースに聴くことができるのです。最近の（といってもギャップレス再生に対応して数年経つのかな？）iPodユーザーになった人にはわからない嬉しさでしょう。

　そしてCover Frow。

　アルバム、曲によりジャケットなどが表示される機能です。

　iPod miniのテキストだけのシンプルな画面も未だに好きですが、画像が表示されるのは単純に楽しいものです。

　さてひととおり音楽について確認したあとはインターネット接続を試しました。

　無線LAN設定は難しくもなく、あっさりとつながりました。
　PCやWindows Mobile端末よりも簡単。

　そして「天気」「safari」「YouTube」を試してみました。

　天気は最初、地域を変える方法が分からず難儀しましたが、何とか自宅地域を指定できました。地域表示が英語表記っぽいのが気に入らないので、純和風に改めて欲しいなぁと思いました。

　次にsafari。

　短時間でしたが、いままでのどのモバイル用ブラウザよりも単純明快であり軽快だと感じました。「ブラウズするだけなら」ベストかもしれません。

　ただ、iPhoneで外出先から使おうとした時に、ショッピングやバンキングなど実用系サービスが何処まで使えるのかが気になるところです。

　そしてYouTube。

　キーワードを入れて検索するとあっという間に該当の映像がリスティングされ、観たい映像をタッチすると再生が開始されました。
文章で書くと「当たり前じゃん」と思いますが、一連の操作がこれまた単純明快。

　映像音声の再生品質も悪くなく、実用的な完成度だと思いました。

　iPod Touchのインターネット機能の完成度がここまで高いとは驚きました。
　これは、iPod TouchユーザーがiPhoneに飛びつくのも理解できます。
　僕自身もiPhoneに32GB（以上の）モデルがあったら迷うことなく飛びつくでしょう。
　残念ながら僕が持ち歩きたいコンテンツが16GBを超えているため、現在のiPhoneは対象に入りませんが…。

　というわけで、まだまだ数時間しか使っていないiPod Touchですが、今まで愛用してきたiPod miniの役目を引き継ぎつつ、映像も観られるようになり、自宅では手軽なインターネット端末としてニュースや天気やYouTubeを利用できる、ということで、これからの日常における楽しみが少し増えそうです。(^^)/