EPWING形式の辞書をSL-C1000で使えました。

 以下、ツールの入手方法と実際の手順です。

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・buckinghamebplayerforwindowsce.lzhを入手する。
 入手先:http://www.chashu.org/zaurus/

・buckinghamebplayerforwindowsce.lzhからBuckingham EB Compressor.exeを取り出す。
 ※その他のファイルは不要。

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・EB ライブラリを入手する。
 入手先URL:http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/eb/
 バージョン X.X.X の Windowsインストーラ

・EB ライブラリをインストールする。
 ダウンロードしたファイルを実行し、画面に指示に従ってインストールする。

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・辞書をPC(ハードディスク)にインストールする。
 ※手持ちの辞書はPCにインストールしないとcatalogsが作成されなかったため。

・インストールされた辞書ファイルを適当な作業フォルダにコピーする。
 ※今回はにコピー。

・EB ライブラリの辞書圧縮プログラムを取り出す。
 EB ライブラリをインストールしたフォルダから、ebzip.exeとeb.dllを作業フォルダにコピーする。
 ※デフォルトではに上記ファイルがある。

・ebzipによる圧縮(伸張後圧縮)
 コマンドプロンプトを起動して作業フォルダに移動し、次のコマンドを実行する。
 ebzip -u -k -o <出力先フォルダ名> <元辞書ファイルのフォルダ名>
 (例)ebzip -u -k -o c:\tougou07_out c:\tougou07
 
 ebzipの参考URL:http://hpcgi1.nifty.com/spen/index.cgi?SL-C760%2FZten
 「富士通ミドルウェア スーパー電子辞書2003」の項目

・拡張子.orgを削除する
 出力先フォルダに作成されたファイルから、拡張子.orgを削除する。
 (例)Honmon2.org → Honmon2 にリネームする。

・Buckingham EB Compressor.exeで圧縮する
 Buckingham EB Compressor.exeを起動して「圧縮するファイル」欄に作業フォルダをドロップしてから[圧縮実行]ボタンを押す。
 ※メモリカードに余裕があるので、圧縮レベルはゼロで実行しました。

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・メモリカードのルートにフォルダを作成する。

・PC上のフォルダを、メモリカードフォルダ内にコピーする。
 USB接続でコピーしようとするとエラー(パラメータが間違って…)になったので、SDカードスロット搭載のPCでコピーしました。

・メモリカードフォルダをにリネームする。

・以上の手順により、zten、ztenvの両方で辞書が認識され、検索もできました。