無い物ねだり。

 東芝フランスから、Pocket PC初のVGA画面マシン「e800」が発表されました。元ネタがフランス語でちんぷんかんぷんなので、山田さんのモバイルニュースの記事をリンクさせて頂きます。

http://www.mobilenews.ne.jp/news/2003/10/23/e800.html

 常々、Pocket PCは画面が狭い。せめてCLIE程度にならないと使い勝手が悪い。VGAモデルが出たら買う。などと書き立ててきましたが、実際に発表されてみると、筐体のサイズや重さが気になってきます。通信カードやフラッシュメモリカードを挿入すると200gを超える重さはどうなのか? CLIE T650Cが145g、メモリースティックを入れても150gくらいですから、それに50g加わった重さのマシンが今のT650Cの代わりになり得るのかが懸念されるところです。ちなみに、Zaurus SL-C750が約220gということですから、それよりは軽いということは、胸のポケットに入れて歩ける範疇なのかな、とも思います。まだ日本語版が出るとは発表されていませんが、まず間違いなく発売されるでしょう。型名から言うと企業向けモデルとして発売されるのかも知れませんが。

 とはいえ、VGA画面があれば、各種テキスト、PDF等のドキュメントが見やすくなるし、出かけた時にWebを見るのも楽になることでしょうし、私は使ったことがありませんが、地図も見やすくなるでしょう。メールは視認性は上がりますが、書くにはキーボードが無いのであまり使わないと思います。また、VGA画面と新CPUによるバッテリー駆動時間がどうなのか気になるところです。あとは価格ですが、東芝のPocket PCは代々高いので、8万円とかしちゃうんじゃないか、という気もしますが、ぜひ5万円以下で出して欲しいものです。そうじゃないと、お話になりませんので。(^^;)