幹事的人生。

 お祭りがおわり、盆踊りがおわったと思ったら、今週末はボーイスカウトのキャンプです。どの行事も一参加者という立場だったらワクワクするし楽しめますが、どの行事も幹事的役割なのでそりゃーもー大変ですわ。気絶しているうちに過ぎ去って頂きたい感もあります。しかし、そーも言っていられないので仕事の合間に最終確認などをしています。

 ところで、幹事的な仕事というか段取りを付ける作業ってのは人によって向き不向きあるいは得手不得手があるものです。で、客観的に見て私はこのような仕切り屋的立場が向いていると思われているようで、自然とそう言う仕事が回ってきます。根は「計画すること」が嫌いで不得手なのに。今回のキャンプについては私ともう一人の指導者が計画、準備、運営の責任者ですが、そのもう一人の指導者の方は私に輪を掛けて計画が苦手な上、色んな意味でのネゴシエーションも苦手のようなので、何か仕事を頼むのにも苦労しています。人間関係的にも私よりその方のほうが5歳以上年上ですが、ボーイスカウトとしての経験は私のほうが上なので、何かにつけて私に遠慮したり、あるいは自分には知識がないからお願いします的な思考なので、やりにくいったらありゃしないのです。でも、それも仕方がないと自分なりにやってきました。しかし、今回だけはどうしても仕事の都合でキャンプの初日か不参加にならざるを得なくなり、また、準備についても十分な時間が割けないため役割を分担して進めてきました。ココまで書いて「でも」とか「しかし」を連発していますが、さらに、でも、ただ役割分担しただけでは心配なので、昨日あたりから電話を掛けているのですが捕まらないのです。この方はたまに小学生のような言い訳で会議を休むなど「逃げる」ことがあるので心配なのです。もっとちゃんとシテホシイ!

 まぁ、自分だってきちんとした人間だとは思っていませんし、ボーイ隊の指導者としても不適格者だと自覚しているので本当はもうおいとまさせて頂きたいのですが、まだ息子二人が活動しているので、親としては自分も昔世話になったボーイスカウトあるいは当時の指導者のかたへのせめてもの恩返しと思ってやっています。来年については本当に仕事と町内行事で手一杯になってしまうので、ボーイスカウトの指導者は一時休止させて頂こうと思っていますが、また再来年になったら頑張ろうと思います。そう言う意味で、この夏のキャンプが私にとってひとつの節目でもあります。節目がこんな中途半端な状況であることは心苦しいのですが、その中で精一杯のことをしようと思います。