Type Uという選択。

 会社のPCでWMWareという仮想PC環境を使って、SVGA(800×600ドット)のWindows XPデスクトップを試してみました。メールやWebは(当然)相対的に狭くなった画面により視認性が低まりましたが、現状のPDAsigmarion IIIやZaurus SL-C860)などと比べれば遙かに使いやすいと思いました。これは画面の解像度だけでなく、アプリに慣れているというのも大きな要因だと思います。加えて、モバイル環境でのインフラを考えてみても、PDAで使えてType Uで使えない通信機器は無いし、処理速度も比較にならないほどType Uが勝っています。

 Type Uについては、SVGAという解像度やキーボードが一体でないことを購入しない理由に挙げていましたが、私の使い方では、少なくても、sigmarion IIIやZaurus SL-C860の代わりにはなるというか、十分にその目的を達しながらさらに便利になりそうだと思いました。しかし同時に、CLIE TH55やUX50の代わりには、サイズ的な理由で代わりにならないとも思いました。

 ということで、sigmarion IIIとZaurus SL-C860を処分して、Type Uを買うというアイデアは悪くないという結論でしたが、その両機を合わせて処分しても十万円にも遠く及ばないし、Type Uは約二十万円であって、その差額を埋めるすべは見つからないのが実情なのでした。悲しい…。