おもてなし結果。

 土曜日の夕方から宴は始まりました。本当は夕方5時半開始で夕空が闇に染まるのを見ながらの宴のハズでしたが、私の段取りが悪くて1時間遅れの開始となってしまい、日はとっぷりと暮れていました。(^^;)

 私が所用から帰宅するとすでに今日の客人たちが待ち呆けていたので、「わりぃね、わりぃね。」といいつつ自宅に招き入れました。みんな気を遣っておみやげを持ってきてくれていて、それに対しても「わりぃね、わりぃね。」と言いつつ、お礼は「ありがとう」と言えよ、俺。とも思いました。

 バルコニーにあつらえた特設宴会場に案内して着席。いやぁ〜、イイッスねぇ。ココ。眺めが良いし涼しいし気持ち良いッス!と全員揃っての歓喜の言葉を述べました。早速「この日のためにとっておいたお酒」こと黒龍の石田屋を開封してグラスに注ぎ、本当に一年間よく頑張ってくれました。おかげで良い祭りができました。とお礼を添えて乾杯。

 うぉ!なんじゃこりゃ?呑んだこと無い味!すっげぇ美味い。そんな言葉が一度機に出てくるほどの美味さが石田屋にはありました。そして普段はお酒を一滴も飲めないヤツも、この石田屋には感心していました。本当に美味いよ、コレ。

 ちなみに今晩のお品書きは「北海道ナントカ豆腐のやまといも&おくら&めかぶ和えサラダ?みたいな。」と「うにのいくら添え」と「アボカドとマグロの付け盛り合わせ」と「殻付き活き帆立の焼き物」と「焼きエビ」、「フランスパンのソフトサラミ&切れてるチーズなのにナイフで切ったなぁ。乗せ」それにメインの「ビーフシチュー」&「海鮮ちらし寿司」でした。写真撮っておけば良かったねぇ〜。ビーフシチューをはじめ全ての料理…海鮮ちらし以外は全部俺のお手製。しかもビーフシチュー以外は焼き物を除いて全て初チャレンジメニュー。一体どんなお味なのか心配もありましたが、お世辞も(たぶんに)混じりつつ、皆美味い美味いと綺麗にたいらげてくれました。料理を作った人にとって残さず食べきってくれることは何よりの励みです。こんな料理をビールやウィスキーコーク(懐かしい!)や各種缶チューハイなどと共に頂いたわけですよ。

 そうして宴はゆったりと進行し、いつしか毒吐き大会へと突入しました。といっても実際には、今年初めて若頭を務めたヤツの日頃の鬱憤を聞いてやろうという時間帯でしたが。まぁ、今言っていることが正しいとは思わないけど、そうやって先輩や後輩を真っ向から批判して自分の反面教師とする時期も必要だと思うし、その上でいずれは相手の立場を慮って、みんなで協力していこうと心から思えるようになれば良いのではないかと思いました。来年結婚して、家族や商売の環境が変わることで、今まで使わなかった気を遣ったり使ってもらったりしながら、自分を支えてくれる、自分に協力してくれる人のありがたみを知って欲しいと思いました。

 …と、そんな話をしていたら既に午前二時ですよ!新聞配達のバイクも走り始めてる。だからなんだということもないですが眠くなってきたのでそろそろお開きにしようかと。そして涼しさを通り越して寒くなってきたので仕上げにラーメン(出前一丁の醤油味)二人前を四人で頂きました。腹もこなれていたので意外とスッと完食できました。そして全員、気分良く各方面に散っていきました。