いざという時の役立たず。

 先週末、親父が店で使っているPCこと、IBMのThinkCentreが使えなくなりました。

 原因は結果的にはHDDの論理破損だったので、Windowsおよびアプリケーションの再インストールで復旧しました。

 このPCにはいざという時のためにHDDからリカバリできる仕組みがあります。

 ところがマニュアルによれば電源投入時に[F11]キーを押しっぱなしにしておけば、リカバリメニューが表示されるとのことでしたが、今回は全く使えませんでした。

 HDDのパーティションを見るとWindowsからは「不明」に見える4GBほどの領域があるのですが、結局今回は使えず、別途Windowsのインストールメディアを使いました。

 購入当初にリカバリCDを作成する手段はあったようで、それをせずにいたのは使う側の落ち度だと認めますが、それにしても、こういう場面で使えないリカバリ機能というのは本当に役立たずだと思いました。

 CD数枚の同梱に掛かる経費なんて大したことないはずだし、一般的な人のレベルを考えれば、リカバリCDを添付した方が結果としてメーカーのサポートコストも下がると思うのですが、変なところでコストダウンをしようとしているよなぁと思いました。