ドラクエ9の違和感。

 昨日はこの夏一番のプール日和。
 今年初めて家族でプールに行ってきました。
 体力全般では息子達に負けそうですが、
潜水ではまだまだ親父の威厳を示すことができました。

 さらにその前日には母の一周忌法要、地元神社の祭礼等々
様々な行事が押し寄せた週末でした。

 その中で細切れの時間を使ってドラクエ9を遊んでいたのですが
ひょんなタイミングというか、唐突にというか、
どうやらストーリー上の最終ボスを倒したようです。

 あまりにもあっけなくてポカンとしてしまいました。(^^;)

 今作のドラクエは主人公を含めて一緒に行動している
仲間が、サンディを除いて主人公との会話もなく、
サイドストーリーもなく、あまりにも無機的であり、
ただ単に闘うためのマシンと化している感じがします。

 導入部分で自分は天使であることを知りますが、
前作まではもっと主人公の立場が明確になっていたものが、
今作はいきなり天使だと言われ、そのわりには知らないことが
多かったり、天使ならではの能力を発揮する場面も少なく、
例えば終盤に登場する天使の居場所など、天使である主人公なら
もっと敏感に感じて見つけ出せそうなのに…などと思いました。

 これ以上はきりがなくネタばれになるので控えますが、
感情移入という点で今作は薄い仕上がりでした。

 あとはモンスターのバリエーションやボスの特徴も少ないものでした。
エストが多いのはストーリー攻略後も楽しめて良いとは思いますが、
もう少しストーリー上不可欠なクエストがあっても良かったですし、
転職についても転職せずともすんなりクリアできたりして、
そういう意味でストーリーは一本調子だった気がします。

 とはいえ、これからはクエストやアフターストーリーを
遊ぼうという気があり、やっぱりドラクエは面白いゲームなんだ
と再確認しています。