今さらながらのビートルズ。

 先週届いた「1」を聴いたのち、ネットで少し勉強した上で、モノボックスと、モノボックスに含まれないアルバムを入手しました。

 今回発売されたCDボックスは2種類。
ひとつはステレオ版、もうひとつはモノラル版でした。
モノラル版は収録アルバムがステレオ版よりも少ない。

 ここまでの表面的情報からは、モノボックスのニーズってなんだろう?
という素朴な疑問がありました。そこでビートルズとモノラル録音についてネットで調べることにしました。

 浅く調べた結果、要は今回のモノボックスに収録されているアルバムは本来モノラル録音された作品で、それを前提に仕上げられているのだから、モノラルであることが由緒正しい原盤である、ということのようです。

 確かに「1」に収録されている不自然なステレオ版のある曲は聴いていて気持ち悪く、モノボックスの同曲は自然にきこえました。

 まだまだつまみ食い聴きなうえ、ビートルズの歴史も知らないので、何かを語ることはできませんが、曲名やフレーズ、音などから、今の世の中のかなりの部分に影響を与えていることは分かりました。
最近の曲で良くこんなこと(曲・音)を思い付いたものだ、と感心していた作品も、なるほど、ビートルズのマネ、ビートルズをヒントにしていたのか、という発見がたくさんありました。

 ビートルズに熱狂する人々の気持ちはまだ、理屈では分かっても本当には理解できていません。それは好みや世代やビートルズに関する知識や様々な条件が整っていないからだと思いますが、それでも割合的に5〜6曲に1曲くらい、これは良いなぁという曲に出くわします。

 今の段階ではその出会い、発見を楽しんでいます。